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0868-26-0110

痔の手術について
麻酔方法
◆ 日帰り手術
局所麻酔や神経ブロック法を使用します。麻酔針の刺す痛みはありますが、手術中の苦痛はあまり感じません。
◆ 入院手術
腰椎麻酔で手術を行います。背中は感覚が鈍いため、針の刺し入れもほとんど感じません。手術中は痛みをあまり感じません。当院では麻酔医標榜資格を持つ経験豊富な医師が担当しますので、安心してください。
麻酔の危険性について
麻酔薬による重篤なアレルギー反応は非常にまれです。ほとんどの方は麻酔経験があり、アレルギー反応がある方は問診でほぼ確認できます。腰椎麻酔後に起きる頭痛は、起き上がった時に感じることがありますが、通常は1週間以内に治ります。
◆ 手術姿勢
当院では、自然なうつ伏せの体位で行っています。極端な屈曲や婦人科的な開脚体位は避けていますが、妊婦の方やうつ伏せが難しい場合は特別な配慮をしています。小規模な外来手術では、横向きの体位を維持したまま行うこともあります。
◆ 手術の所要時間
3つの痔核を切除し、副痔核の処理を併用しても、手術時間は約15分です。傷口は溶ける糸で縫合するので、抜糸の必要はありません。痔瘻、肛門狭窄、慢性裂肛の手術も同様の方法で行います。
◆ 手術後について
手術当日は鎮痛剤の注射で痛みを制御します。翌日からは排便時にやや痛い程度ですが、それも切れ痔の方が体験する痛みとそれほど変わりありません。翌日以降は飲み薬の鎮痛剤を処方します。
まれに術後に出血が見られるという報告がありますが、当院では慎重な便コントロ ールを行いこの問題を回避しています。
職場復帰は1~3週間後、スポーツは3週間後以降の方が安心です。
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